こんにちは。大阪・堺市で整理収納アドバイザーをしている、安田みらいです。
実はこのブログ、ずいぶん長いあいだ書けずにいました。気づけば、活動を始めて7年目。このたびmonocoro.labは、私ひとりの活動に加えて、「チームでもサポートできる体制」へと、新しい一歩を踏み出すことになりました。
せっかくの節目なので、これまでの7年と、なぜチームにしたのか、その想いを、自分の言葉で綴ってみようと思います。少し長くなりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

そもそも、なぜ整理収納の仕事を始めたの?
もともとは専業主婦で、ちゃんとした資格を持っていなかったんです。「いつか自分にも、何か資格があったらいいな」という思いはずっとあって。じゃあ自分に何が取れるんだろう、と考えたときにたまたま目に入ったのが、『整理収納アドバイザー』の資格でした。

最初は本当に軽い気持ちだったんです。当時私は、ワンオペ育児(主人東京出張)で年中、年少々、生後2ヶ月の子供を育てながらのパート時代を送っていました。その時描いていた未来は、『子育てが落ち着いたら会社員になろう』と思っていて、「面接のときに、ちょっと有利になるかな」くらいの。そんなきっかけで取った資格でした。
でも、2020年のコロナがきっかけで学校や園が休校休園になり働けなくなり仕事と育児が両立できなくなりました。その時あらためて、今の自分が持っているものを棚卸しして、「あれ、私、整理収納アドバイザーの資格を持ってるやん」って気づいたんです。それなら一度、この資格を活かしてみようと思って起業したのが、2020年の6月でした。
正直に言うと、整理収納アドバイザーの資格を取る前は、「なんでお金を払ってまで、お片づけを学ぶんやろう?」って、自分でも思っていたんです。私が知りたかったのは“収納のコツ”だったので。
でも実際に学んでみたら、「あ、そういうことじゃないんだ」って気づいて。整理収納って、もっと根っこにある、暮らしそのものの話だったんです。
整理収納=暮らしとは?
専業主婦で子育てをしていた頃、私は「家事はママがひとりでやるもの」だと思い込んでいました。仕事も家事も育児も家族に頼らず、ぜんぶ「自分がやらなきゃ」って思っていたんです。物の買い方にもこだわりがなく、自分が家に迎え入れた”もの”なのに、ひとつひとつへの思い入れもない”もの”が集まった家は雑然としていて。自分の家なのに、心休まる居場所がない。気づけば、外にばかり出歩いていました。
でも整理収納を学ぶにつれて、「なんとなくで、”もの”を家にお迎えしない」「自分の好きを大切にしよう」そして、「家のことは、子どもに手伝ってもらったらいいんだ」と気づいて。家全体を一新することを決意!子ども目線で片付けやすい仕組みを作り直してみたんです。そうしたら、自分の時間が生まれて、子どもも自分で片づけられるように自立して、家事が回って、家が回りだして。

それまで実は好きじゃなかった我が家が、気づいたら、一番自分自身にとって居心地のいい居場所になっていました。
このきっかけに、私はたまたま出会えただけ。でもこの気づきを、これから子育てをしていくママや、今まさに頑張っているママに、整理収納を通して伝えられたらいいなと思ったんです。

「ひとりで頑張らなくていいんだよ」「家族に頼っていいんだよ」「仕組みを作ればいいんだよ」って。自分自身の実体験で得た変化が、整理収納アドバイザーとしてやっていこうと決めた、きっかけになりました。
この7年で、印象に残っているお客様はいますか?
最初は、本当に何もうまくいきませんでした。「これって、どこが仕事になっているんだろう」「本当にお金をいただいていいのかな」って、ずっと不安があって。
そんな私が変われたのは、初めて「あなたと出会って、人生が変わったよ」と言ってくださったお客様との出会いでした。

その一言で、「これは、お客様に価値をお渡しできる、ひとつの仕事なんだ」って、ようやく認識できたんです。「あなたに出会ってよかった。ありがとう。」と言ってもらえる人に出会えたことが、私にとってすごく大きな転機になりました。
今の仕事で悩んだりすることはありますか?
正直、悩みが尽きることはありません!笑
「フリーランス」って、自由そうなネーミングですが、自分が動かなきゃ、何も起こらない。陰と陽の意味を持ち合わせているなと思っています。だから、どんなに年数を重ねても、不安は拭えないし、一寸先は闇です。笑
だからこそ目の前のお客様と向き合い、関わり続けることで「自分自身が動き続けられる居場所をつくる」ことが、私にとって継続して活動する大切なテーマになりました。
ちょうどその頃から、他のアドバイザーさんから「どうやって仕事にしたらいいのかわからない。」とよく相談を受けるようになり、私も大変な思いをしてきたから、気持ちすごくわかる!「アドバイザーとして活動したい」と悩んでいる方の居場所にもなろう!その思いがきっかけで、2024年4月に Monocoro.LAB(アドバイザー育成コミュニティ)を始めました。
これって、お片づけも同じだと思うんです。一人だと憂鬱で、どうしたらいいかわからなくて、後回しになって、積み重なっていく……。そんなお客様にとって、少しでも変化を起こすきっかけになりたいと思っています。
お片づけで、本当に大切なことって何だと思いますか?
お片づけって、その場で一時的に片づけることがゴールじゃないんです。それを継続して、習慣にしていくところまでが、すごく大事。私たちがお渡しできるのは、その”きっかけ”の部分だと思っています。
というのも……たくさんのご家庭があって、私が思い描くゴールまで、一緒に歩めなかったお客様も、もちろんいます。うまく伴走できなかったな、というお客様のことは、今でも「あの方、どうしているかな」「大丈夫かな」って、何度も思い出すんです。
ちゃんと続けられているかな、私と関わったことで、あのご家族に変化はあったかな……って。だからこそ、”その後”まで寄り添えるサポートをしていきたい。そう思うようになりました。
そんな中で、なぜ「チーム」にしようと思ったんですか?
ありがたいことに、たくさんのお客様からご依頼をいただけるようになって。ここ数年ではひとりでは抱えきれないくらいの仕事量を、どっと抱えるようになったんです。
そのとき、「そろそろ、周りの人に頼ってもいいのかな」って思ったんですね。もっと多くの方を、もっと手厚くサポートしていくためには、私ひとりの力じゃなくて、チームの力が必要なんじゃないかって。そして、これからもっといろんなことにチャレンジしていきたいと思ったときに、「もう、ひとりではできないフェーズに立っているな」と感じたんです。

monocoro.labのメンバーは日本各地にいるのですが、その中で「まずは大阪で、このラボのメンバーと一緒にチームを作る」ということを選びました。
一緒に活動されているメンバーは、どんな方たちですか?
今、一緒に活動しているメンバーは、みんな “monocoro.lab” のコミュニティから一緒に歩んできた仲間です。
私が「ビジネスってこうやってやるんだよ」「整理収納アドバイザーって、こうやって活動していくんだよ」って、お伝えしてきた人たちです。だからこそ、何度も何度も膝を突き合わせて話してきているし、信頼関係もある。「この人は、こういう人だ」っていうのも、ちゃんとわかっている。大阪だけじゃなく、各地でそれぞれ頑張っているメンバーも含めて、心から信頼できる仲間だと思っています。

チームになって、これからやっていきたいことは?
ひとりではできなかったことに、どんどんチャレンジしていきたいです。
特に、アフターフォローの部分。これまで私ひとりでは、うまくできなかったところがあったと思うんです。でも、これをチームのみんなでお客様と関わっていくことで、お客様のお家の中で「お片づけが習慣になって、回り続ける暮らし」が当たり前になるように。ずっと、定期的にサポートで寄り添えたらいいなと思っています。
お片づけを通して届けたいことは何ですか?
お片づけは、ただ物を捨てるだけじゃない。見た目を整えるだけじゃない。暮らしが大きく変わっていくきっかけを作ることだと思っているんです。
お片づけで悩んでいる方は、自分を責めている方が多いんです。手放すことは、辛いことかもしれません。でも、決断して、ものを整理した先には、余白が生まれます。
時間にも、空間にも、余白があればあるほど、悩みや不満、苦しみや悲しみ、自分を責めてしまう気持ち……そういったものを、一緒に手放していける。そして、その余白を、自分の好きなことや、これからの未来へのチャレンジに使える時間にできると思うんです。

今では想いを共有したメンバーで、サポートに行くこともできるようになり、直接お客様と関わり、空間を変え、お金や時間の使い方を変えて、結果人生が変わる。アドバイザーのお仕事は、綺麗だけでは済まされない本当に体力仕事なんですが、めちゃくちゃ温かいお仕事だと思っています。
最後に、お片づけに悩んでいる方へ
過去は変えられないけれど、未来は変えられると思っています。だから、「今、変わりたい」と思ったなら、今動き出すべきなんじゃないかなって。
それから、この仕事を長年やっていると関わってきたお客様が「リバウンドしちゃった」というのも、もちろんあります。ライフステージの変化、とにかく仕事で忙しい。など理由は様々ですが、私はお片づけは、ダイエットと一緒だと思っているので、それを、恥ずかしいことだと思わずに、いつでも気軽に相談できる。私は、そんなみなさんにとっての居場所でありたいと思っています。
続けられないことは、決して恥ずかしいことではありません。みんな、得意・不得意があって当たり前。私の得意が、たまたま『土台構築や整理収納』だっただけで、私だって不得意なこともめちゃくちゃあります。ちなみに、自分の家片付けるのは億劫だし気合いがります。笑
『苦手なことは人に頼る』強みと弱みを共有し、みんなで補い合える。そんな社会でありたいし、お客様にとってmonocoro.labが、何かあったときに相談できる居場所であればいいなと思っています。
だから、生き方や暮らしに悩んでいたら、どうか気軽に相談してください。私はいつだって、ここにいます。

これからのmonocoro.labも、どうぞよろしくお願いいたします。
2026/6/20
monocoro.lab 安田みらい
