キッチンは、家族の毎日がいちばん集まる場所。だからこそ「なんだか使いにくい」が積み重なると、毎日の家事がじわじわ重くなっていきます。
今回は、前回の洗面所に引き続き、なおさんのお家のキッチンを整えたときの実例です。同じ日に、お家を丸ごと1日で整えるサポートの一環。賃貸で「収納が足りない」「使いにくい」と感じていたキッチンが、どう変わったのかをご紹介します。
整える前に、まず「聞く」
作業に入る前に、いちばん大切にしているのがヒアリングです。どこに何をしまっているか、料理のどんな動きで使いにくさを感じるか。使う人の暮らし方を聞いてから、はじめて「どこをどう変えるか」が決まります。
収納は、正解を当てはめるものではありません。その人の暮らしに合わせて仕組みをつくるもの。だから同じキッチンでも、住む人が変われば答えも変わります。
ポイント1|使う頻度を意識して収める
毎日使うものは、いちばん取り出しやすい場所へ。たまにしか使わないものは、少し奥や高い場所へ。「使う頻度」で置き場所を決めるだけで、料理中の動きが驚くほどスムーズになります。
よく使うのに奥にしまっていた、というのは本当によくあること。頻度で見直すと、それだけで「取り出す・戻す」のストレスが減ります。
ポイント2|カテゴリーをしっかり分ける
「なんとなく近くに置く」をやめて、種類ごとにきちんとグループにする。調理器具、食器、食品ストック——仲間で集めておくと、探す時間がなくなり、家族の誰が見ても「どこに何があるか」が分かります。
カテゴリーが整うと、片づけを家族に任せられるようにもなります。自分だけが場所を把握している状態から抜け出せるんです。
ポイント3|使いやすさを最優先に配置する
見た目のきれいさより、まず使う人にとっての使いやすさ。実際に立つ位置、手が届く範囲、料理の流れに沿って配置していきます。
使いやすい配置が決まると、見た目も自然と整います。「きれいに見せるため」ではなく「使いやすくした結果、整う」——この順番が、続くキッチンのつくり方です。
小さな工夫で、毎日の家事がラクになる
頻度で収める、カテゴリーで分ける、使いやすさを最優先にする。この3つを押さえるだけで、キッチンはぐっと使いやすくなります。
家事がラクになって、見た目も整って、料理そのものが楽しくなる。一時的なきれいさではなく、毎日無理なく回り続けるキッチンを目指しています。
Before→Afterの実際の様子は、動画でご覧いただけます。
動画はこちら → 【片付け実例】賃貸キッチン収納|プロが解決する使いやすい収納のつくり方
