「収納はあるのに、なぜか片づかない」——そんな感覚、ありませんか。
整理収納アドバイザーの安田みらいです。今回お伺いしたのは、マンションにお住まいのゆかさんのお家。作品づくりが大好きな、2人の姉妹を育てるママです。
「収納迷子」って、どんな状態?
ゆかさんのお悩みは、大きく2つありました。ひとつは「思い出が手放せない」こと。子どもたちの作品や、大切な記録。手放せないのは当然で、そこを無理に減らす必要はないと私は考えています。
もうひとつが「収納をうまく使いこなせない」こと。収納そのものはあるのに、なぜか片づかない——これが、いわゆる“収納迷子”の状態です。
迷子の原因は、モノの量じゃない
収納迷子の正体は、「どこに・どう戻すか」の仕組みが決まっていないこと。戻す場所が曖昧だと、どれだけ収納があっても、しまうたびに迷ってしまいます。だから片づかない。
つまり必要なのは、“減らすこと”より“決めること”。ここがはっきりするだけで、片づけはぐっとラクになります。
収納迷子から抜け出す、3つのステップ
今回、実際に整えていく中で大事にしたのは、この3つです。
まず「今あるものを、種類ごとに集める」こと。同じ仲間を1か所に集めるだけで、どれだけ持っているかが見えてきます。次に「使う頻度で、置き場所の優先順位を決める」こと。よく使うものほど、取り出しやすい場所へ。最後に「“だいたいここ”ではなく、“ここだけ”に決める」こと。置き場所が2つ3つあると、それだけで迷子のもとになります。
大切なのは、“見せる”ことより“戻せる”こと
私が収納でいちばん大切にしているのは、ここです。きれいに“見せる”ことより、毎日無理なく戻せること。使う人が自然と元に戻せる状態——それが、片づいたままの家をつくります。
今回も、ゆかさんのお家に合う家具を買い足しながら、気になっていた箇所を一気に整えました。空間のサイズに合うものを選ぶと、無理なく収まって、見た目もととのいます。でもそれは結果であって、目的ではありません。
目指すのは、一時的なキレイではなく、毎日無理なく回り続ける家。ゆかさんの暮らしに合わせて、迷わない収納に整えました。実際の様子は、ぜひ動画でご覧ください。
