「何年も、見て見ぬふりしてた」——そんな場所、ありませんか。
整理収納アドバイザーの安田みらいです。今回は、長年放置されていた“物置き部屋”。2階フロアすべてとガレージを、家族みんなで片づけました。
「見て見ぬふり」してた場所こそ、変わる
気づけば2階がただの物置に。よくあることですし、責めることではありません。人は、判断が必要な場所ほど後回しにするからです。でも裏を返せば、手つかずの場所ほど、手を入れたときの変化が大きい。今回もまさにそうでした。何年も開けていなかった収納ほど、「実はもう使っていないもの」が眠っていて、手放す判断がしやすいという側面もあります。
「物置き部屋」は、ある日突然できるものではありません。忙しい時期に少しずつモノを置いていった結果、いつの間にか足の踏み場がなくなっている——そんなケースがほとんどです。だからこそ、一気に見直すタイミングをつくることが大切になります。
今回のガレージも同様で、シーズンごとの用品や工具、思い出の品などが少しずつ積み重なっていました。1つひとつは「まだいる」と思えるものでも、まとめて見直すことで、本当に必要なものが見えてきます。パパが初参加という緊張感もありましたが、実際に体を動かしてみると、家族の会話も自然と増えていったのが印象的でした。「これ懐かしいね」と思い出話をしながら手を動かす時間そのものが、家族にとって良い時間になっていたように思います。片づけは、モノと向き合うだけでなく、家族の歴史と向き合う時間でもあるのだと、この現場で改めて感じました。長年放置してきた場所ほど、そこには家族それぞれの思い出も積み重なっているものです。だからこそ、無理に急がず、家族のペースを大切にしながら進めることも意識しています。
家族みんなでやるから、続く
今回はパパも参加して、家族総出。プロと一緒に取り組んだからこそ、たった1日でもここまで変わります。そして家族でやることには、もうひとつ意味があります。どこに何があるかを、家族全員が知っている状態になること。これが、片づいたままを保つ一番の近道です。ひとりだけが把握している収納は、その人が不在のときに崩れやすくなります。
長年の物置き部屋を1日で変える、3つの手順
今回の進め方は、この3つです。
ひとつ目は「全部を床に出して、量を可視化する」こと。見えていなかった量が分かると、覚悟が決まります。棚の中に収まっていると気づきにくいですが、床に広げると想像以上の物量に驚かれる方がほとんどです。
ふたつ目は「“もう使わない”を先に決める」こと。迷うものを後回しにせず、明確な基準で仕分けます。「1年触っていないか」など、家族で共通のルールを先に決めておくとスムーズです。
みっつ目は「残すものだけを、家族で分担して収める」こと。全員が自分の持ち場を持つと、当事者意識が生まれます。誰かにやってもらった収納より、自分で収めた収納のほうが、結果的に長続きします。
この3ステップは、物置き部屋に限らず、押し入れやクローゼットなど「開けるのが億劫な場所」全般に応用できます。可視化→仕分け→分担、という順番さえ守れば、規模が大きくても迷わず進められます。
達成感が、次の片づけにつながる
長年手つかずだった場所ほど、「やっと終わった」という達成感も大きいもの。その達成感が、次の片づけへのモチベーションにもつながっていきます。今回も、2階が片づいたことで「他の場所も見直したい」という気持ちが自然と生まれていました。
「いつかやろう」と思っている場所があるなら、そのままにしておくほど手をつけにくくなっていきます。今回のご家族のように、家族の予定を合わせて“1日だけ”思い切って取り組むというのも、長年の物置き部屋を動かす有効な方法です。
大阪・堺市で、家族参加型の片づけサポートを行っています
monocoro.labでは、大阪市・堺市を中心に、今回のような「家族みんなで取り組む」片づけサポートを行っています。長年放置してきた部屋ほど、プロが入ることで一気に進みます。お子さんも参加しやすいよう、進め方もご家族に合わせてご提案しています。ご興味のある方はご訪問整理収納サービスをご覧ください。ご相談はLINEからお気軽にどうぞ。
大切なのは、“見せる”ことより“戻せる”こと
きれいに見せることより、毎日無理なく戻せること。使う人が自然と元に戻せる状態——それが、片づいたままの家をつくります。モノに埋もれていた空間が“使える部屋”としてよみがえる様子を、ぜひ動画でご覧ください。
