「お前がやるんかい。」
言葉悪くてすみません。
だけどね、思わずこんな言葉を使いたくなった。先日のお話をさせてくだい。
我が家には幼稚園の娘がいます。毎日の登園は自転車で、園まで送迎。
この日の朝も娘のみーみーと「今日も寒いね。」なんて話ながら、ママチャリの後ろに彼女を乗せていつもの道を走ってました。
園まで行く道中にある踏切に運悪く捕まっちゃったわたしたち。
「寒いね。」「早くあいてくれ~」なんて話ながら電車が通り過ぎるのを待っていた時、ふと右前にいる同じように踏切に捕まっちゃった男性が目に入ってきました。
男性は30代後半くらい?足をゆすりながら、たばこを吸ってなんだか急いでいるよう。
「この人自転車こぎながらタバコ吸うんや。」ということにまずはびっくりしたのですが、よくよく見てみるとタバコはもうとーっても短くなっていて、今にも手が火傷しそう。
後ろに娘も乗っているし、彼女の視線がそっちに行かない様気にしながらお話ししていたら。
握っていたタバコをポイ。
当たり前の用に。手から煙草を落として地面で踏む。
「え?ポイ捨てやん。」
大の大人が、なんの悪びれもなくゴミを地面に捨てたことに衝撃を受けたし。
大人としてきちんとした知識を子どもたちに伝えていく立場の人が、公共の場の道にゴミ捨てちゃうんだ。
そう思った瞬間に、わたしは心の中で…
「お前がやるんかい。」
暮らしをしてればやっぱりゴミは必ず出るし、「ゴミ捨てるな。」なんて思っているわけではないんですが、平気で道端にポイ捨てをする大人を見て、幻滅。
環境を大切にしよう!ものは大事に使おう!
だけど、俯瞰してみれば道路に転がっているゴミや、我が家の近所にはため池があるんですが、水を定期的に抜くタイミングで見えるものは。不法投棄の自転車やスーツケースなど。到底子どもたちのチカラでは捨てられないものが出てくるんです。
池にはカモや亀だって住んでいる場所なのに。平気でものを放棄する。一人一人が向きあえば必ずなくすことができる問題なのに。見て見ぬふりをする人がいてる。
「それ、誰が片づける?」「池や公園。動物や虫たちのおうちにごみ捨てて、失う命があること分かってる?」
決められたルールさえ守れない人がいることにとても悲しくなりました。
大きな変化を一気に起こすことはできないけど、一人一人の意識の持ち方で変えられるものってあると思うから。
物を大切にすること。社会のルールを守ること。
わたしは3人の子を育てるママとして、そしてこれからまだまだ地球にお世話になる子どもたちや、次の世代の子たちの為にも。整理収納。ものと向きあう大切さを伝えていきたい。
そして、この思いに賛同してくれるママが増えれば・・・未来はもっとより良くなるんじゃないかなって思っています。
わたしたちの世代から変えていきましょう!
自分たちの為でもあり、その一人一人の行動が未来を生きる子どもたちに繋がっていくから。